【絵本に学ぶ仕事術®メルマガ】2017年9月19日号


このエッセイは、中小企業応援マガジンBisNaviに寄稿した過去のバックナンバーに、新たに加筆し、キラキラ社員のプログラムを導入頂いている企業様のサポートとしてお届けしています。
月に一度、ここでご紹介する絵本が、キラキラとした職場のコミュニケーションになることを願い綴っています。


☆ せかせかビーバーさん


せかせかビーバーさん

「あなたの不満買い取ります」

不満買い取りセンターという、世の中の不満を集めて、マーケティングのデータとして企業へ提供している会社があります。

不満を提供するのは、私たち一般市民。生活の中で上がる声に、企業成長の改善策が眠っていて、自社レベルのマーケティングより、より広域な視点における声を知ることができというのは、企業成長のために必要なこととなります。

この不満がお金に変わる!
企業が面倒くさがってやらないことを、変わってやってくれること。
本当にビジネスチャンスは、たくさんあるってことですね。

成長のチャンスは様々なところに宿っていますが、
不平不満、ぐち、問題、などの小さなマイナスに隠れていて、
それを課題として文字化させて、取り組むことで、成長のチャンスとなります。

そして、買い取る意味は、他業種の、意外性という広域な視点を知る利点があるのでしょうが、
社内対話力が高ければ、こうしたことを買い取る必要もないような気がします。
わざわざ、買い取らなくては目に見えないほどで、
「対話なんて無意味で社員は仕事さえやっていたらいいんだ。。」と、
経営陣と社員の距離があるのか・・・・とも思ってしまいました。
あくまでも推測です。

だって、買い取りセンターが買い取っているのは、自社の社員のものかもしれないから。。。

「いや~こんなこと、会社には関係ないから~~」と、

共有する価値を感じていないかもしれないし、
思っていても聞き取る力が会社になかったり、
共有する場がなかったりしたら、
それこそ、成長の機会を逃しているかもしれません。

こうした、自社の宝ものを聞きとるための時間や環境の提供は、中小企業では難しいのかもしれませんが

不満を買い取ることがサービスになる時代、代価を支払う先を、
社員との対話に!!と思うのは、私だけでしょうか。

何しろ、自分のことは見えないけれど、人のことはよくわかるの原理から言っても、社員は世の中の不平不満をよく知ってますもの。

「あの店、ほんと対応悪いんだよね。この間なんか・・・・」
「いつもレジが混んでて、ちょっと待つけど、やっぱりあのコンビニに人が集まるのはよくわかる。何しろ・・・・・が、いいからね~~」

と、周りをよく見て、それを自分達に置き換えてみたら、

社員間でも伝える時は目をみようよ!とか、
ちゃんと一人ひとり認識して仕事しようよ!とか、

自分達が社会生活で感じている不平不満にこそ、成長の機会があることが具現化するのです。

こうした時間を、一呼吸の時間して取り入れてみませんか?
観察して、推測して、確認して、はじめてどうすればよいかが見えてくるもの。一呼吸の方法を磨くと、より周りがよく見えてきます。
見えてきたら、どのように改善したらよいのかの計画が立ちます。
何が大切なのかがよく見えてきます。

この一呼吸の時間が、どのくらい成果がでるかは、今月の絵本「せかせかビーバーさん」に書かれています。

せかせかビーバーさんは、確かにせかせかしているけれど、
自分のお仕事を全うしています。
熱心な故に無理をして、とうとう怪我をしてしまいます。
入院して気がつく、自分の仕事ぶり。
ゆっくり振り返る時間を得て、
どうすればよかったのか?みんなの困り顔で気がつきます。
そして、みんなを幸せにするための計画をたてて・・・・

というお話。

小さな社員の声に耳を傾ける時間も、
大切なんだときっと気がつかせてくれます。
よりもっと多く、大きく、早く、高く・・・と前だけを見るだけでなくて、
不満の声を外部から買い取るのではなくて、
ちょっと一呼吸おく組織内対話の時間、設けてみませんか?

せかせかビーバーさん (人生を希望に変えるニコラスの絵本)
ニコラス・オールドランド
(著), 落合恵子 (翻訳)
出版社: クレヨンハウス


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キラキラ社員のプログラム絵本ガイド
ES/CS改善 アドバイザー
有限会社ウーヴル代表取締役
三宅美穂子
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