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おひさま あはは

私は、男の子二人に育てられている。

もう、すっかり大きくなって、男の子ではないが、

とにかく、この子達が小さなころは、子育てとは、

「根気と忍耐、そして最も体力だぁ~」と言い切っていて、今思うとずいぶん疲れた子育てをしていたのかもしれない。

二人の子供たちは、実によく病院に通わせてくれたし、実によく兄弟げんかをしてくれたし、本当に活発に遊んでいた。

日本のお父さんのほとんどが、子供が最も可愛く、手がかかる時期に働き盛りなので、企業戦士の使命を強く持ったお父さんは、休日くらい「休ませて~」なのかもしれないが、そんなお父さんを支えるお母さんは、お父さんを休ませるために、年中無休24時間営業くらい頑張らなくてはならない。

そして、う~んと頑張ったお母さんは成長したこどもたちに大切にされ、企業戦士のお父さんは煙たがれる。私は自己中な頑張りだったので、それ程の評価をされているかどうかは、別だが・・・こどもは二人で育てましょう。やがてくる子供の思春期を越えていくために。二人で力を合わせて育てましょう。

そして、もしも・・・

子育てに疲れてきたら、あははと笑おう。

仕事に疲れてきたら、あははと笑おう。

子供がいるいないにかかわらず、そして独身であろうと学生であろうと疲れたら、

あははと笑おう。

みんなで笑おう。

笑う門には福来る・・なんてシンプルなんだろう。

笑えなくなったら、「おひさま あはは」を見よう。

この本は、おかしな位すべてが笑ってる。

そして、大きな声を出して「あはは」と読もう。

繰り返し読むと、本当に楽しくなるから不思議だ。

あなたは、紫色のページになっていませんか?

黄色は好きですか?オレンジ色は好きですか?

 

ウーヴル   三宅美穂子

 

『おひさま あはは』 前川かずお

こぐま社

 

ラチとらいおん

私たち家族は、転勤族で南は鹿児島から、北は北海道まで日本を9箇所住み替えた。

長男は幼稚園を4箇所まわり、小学校を3回変わり、中学は2回転校した。

風土も、言葉も、習慣も全く違う土地の中、生後3ヶ月から出た顔のあざにより、お決まりもいじめがもれなくついてきた。

でも、どの土地も住めば都で、いい友達にも恵まれ思い出深い転勤生活であったと思う。

なんとか強くなってほしいと、柔道を習ったりしたが、やはり肝心なのは心だ。

この絵本に出合って間もなくして、クリスマスの朝我が家にあかいライオンがやってきた。

長男には、ラチとらいおんと同じもの、当時いたずらで元気すぎる次男には、赤いやさしいらいおんがやってきた。なんでも、このらいおんたちは兄弟ら しい。

絵本のように、会話も、体操も出来ないが、手のひらにギュッと握れてポケットに入る小さな小さな赤いらいおんである。

しばらくは、トイレも一緒、寝るのも一緒に過ごしていた。

つかの間だったけどその可愛い姿を楽しんだ。今こうしていて気付いたのだが、私は自己満足の子育てだったんだぁ。

あかいらいおんは、クリスマスの前夜子供たちが寝静まってから夜なべして作った。

赤いネルの体に、赤い毛糸のたてがみをつけた。黒いビーズで目を作り、強いらいおんは黒いボタン、やさしいらいおんはピンクのボタンで鼻をつけた。 この絵本に出合った時、「木工で赤いらいおんを作ったお父さんがいる」の話に、私は奮起し、いつか必ず作ろうと決めていたのだ。

「かわいい~」らいおんに、もしかして満足していたのは私だけ・・だったのかも

でも、子供たちは今も覚えていて苦笑しているが、自分たちが親になった時にこの気持ちは伝わるはずと信じておこう。

私のらいおんは効果があったのか なかったのかわからないが、間違いなく、あかいらいおんが欲しくなる絵本である。

どうやら、兄弟がたくさんいるようなので、『落ち着きのらいおん』『勉強好きのらいおん』を探してほしい。この兄弟たちは、手芸店、ホームセンター で材料が売っています。

命を吹き込むのは、あなた自身。お役にたつ、らいおんです。

ウーヴル 三宅美穂子

 

『ラチとらいおん』マレーク・ベロニカ 文,絵

 

福音館書店

 

「てん」

やる気にさせる!!いろんな視点があるだろうが、

コーチングの極意でもある「その人の100%味方になる」ということを引用すればわかるように、大切なことは「認める」ことだと思う。

大人になれば人間的にも、社会的にも上の立場の人から認めてもらうことは特に嬉しいだろう(人にもよると思うが・・)。

こどもにとってのそれは親以外何者でもない。親に認められること、親に褒められることが一番なのである。私は職業柄、よく「うちの子は絵がへただか ら、絵を上手に描けるようにしてください」と、もちかけられる。スポーツが出来るように、スポーツクラブに通わせ、勉強が出来るように学習塾に通い・・・ 本当にこどもは親のスーパーマンでいなければならないから、たいへんだぁ~。

そう言っている私も先日「いい子でいるのに疲れた・・」とわが子に打ち明けられたから、偉そうには言えないが・・・親はどれだけ、こどもの才能をつ ぶしているのだろう。反省である。親は良かれと思って先回りする。

口を出し、手を出し自分で考えたことに自信を持って表現できなくなさせる。こどもはいちいち親に確認したくなる。この絵本に出会ったとき、「そうそ う、これよ、これ!」とすべてのおとうさんおかあさんに紹介したいとワクワクした。

短いホンの一例でのお話しだけど、凝縮されている気がした。わたしの教室でもそうだが、こどもは自分が納得していない作品に対して乱雑に扱うし、そ の製作過程を見ている私が「よくがんばった」と褒めても、嬉しい様子は見せない。

この絵本のワシテなのだ。「ふーん」ってなもんである。私は教室の中で作品には必ずテーマ(題名)と、サインをさせる。こうすると、めちゃくちゃに 描いたと思える作品でも「○○の反乱」とか付けるとたん絵に奥行きがあったりするから不思議。長い間通っているこどもほど、テーマの付け方がおもしろい。 サインもそうだ。サインは「じぶんのしるし」。

こうして自分の絵に誇りを持つ、いや自分に誇りを持つ。

我が家はあらゆる絵を額装(ここがポイント)し、玄関・リビングはギャラリーになった。ピカソか、ミロか・・高価な絵を買うのと同じくらいおしゃれ になる。その絵は元気よく、画面からはみ出しそうなくらいで、実に力強かった。

おとうさん、おかあさん、おうちにギャラリーを作りましょう。そして「ほ~」とうなづき、頭をなぜてあげましょう。

どこを褒めていいのか、なんてほめていいのかわからなくても、美術館で「ほ~」っと見るように、そんな嬉しそうな様子をみるだけでガゼンこどもはが んばるものです。

私は先生としてはOKなのかもしれないが、親としてはまだまだ。この絵本のようなココロを持ってこれからも接していきたい。

絵本のワシテはきっとどんなことでもがんばれるはず。人生楽しく工夫をして生きていくでしょう。たくさんの、人を勇気付けながら・・・・・

 

解説

「この絵本の先生のようにあり続けたい。」この絵本の第一印象である。

ワシテは特別なこどもではない。どこにでもいるこどもである。

才能なんてある日突然開花するもので、実はほんの些細なことがきっかけなのよ!と教えてくれます。ワシテは絵を描くのが大きらいでした。苦しまぎれ に描いたちっぽけな「てん」がワシテのやる気に繋がり、どんどん描いて・・・そうして・・いい導きは、どんどん連鎖して・・・。絵を描くことが楽しくなる 絵本です。

 

出版 あすなろ書房

作者 ピーター・レイノルズ

訳  谷川俊太郎

定価(本体1300円+税)

 

コーギビルのいちばん楽しい日

街はいよいよクリスマスだ。

ウーヴルの教室内もクリスマスの飾りつけを楽しんでいる。

少しずつクリスマスの色濃くなっ ていく様が楽しい。今、イルミネーション計画中である。

どこにどんな風にと、ウーヴルのクリスマス準備は忘れていた事を思い出させてくれ る。それは、今でこそ寝転ぶと「とど」のように大きくなった息子二人が幼い頃に心血注いだクリスマスのこと。

サンタを信じる姿が本当に愛し くて、これを楽しみたくてクリスマスは力が入った。

手に負えないやんちゃな二人に、脅しが効くのもこの季節の特権だった。「サンタさん見て るかな?」この一言は偉大だ。このコラムを読んで下さっている方には、私の性格は十分伝わっていると思うが、ただ「可愛い」と思うことが幸せな私にとっ て、あらゆる遊びが出来る季節だった。

12月に入るとその年のクリスマスのための絵本を必ず買った。我が家はその日までを楽しむことに重き を置いていた。そして、クリスマスの飾り付けを楽しみ、クリスマスの前の日にケーキを焼き、キャンドルを燈して夕食をした。

そして窓ガラス にサンタさんへ宛てた手紙を貼って翌朝を迎える。書ききれない位いろんなことをしたように思う。

クリスマスは誕生日と並ぶ大イベントであっ た。こどもたちにとって「クリスマスと言えば何が楽しい?」と聞くと、間違いなくサンタさんからのプレゼントである。大人に近づけばその仕組みがわかるけ れど、目覚めた瞬間!「あったぁ~」・・これが楽しみなのである。私は子供たちの希望のものを贈ることは少なく、ほとんど親の好みで選んだ。

前 回紹介した「ラチとらいおん」も12月に買い読んだ絵本のしかけのお陰で贈りものとして効果大だった。そんなことも忘れていたある時、書店でこの絵本に出 会い、絵の素朴さに惹かれた。そして作者ターシャの年を知って驚いた。

まさにそれは私の目指す姿である。

20数年前、絵本コ レクションが始まってから今でも変わらない夢は、「おばあさんになったら村の(何故かイメージは村)こどもたちの寄り合い場になる!」なんだもの。

つ まりハーブなどを育てながら私設図書館もどきをして、子供達と遊んでいたいのである。(それで子供といつまでも遊べるようこども美術学園をし、絵本をコツ コツと集めてきた)私にとってターシャの生活はまさに理想である。

驕らず、飾らず、素朴で自然を楽しむ心を忘れず、そして心強く・・。この 絵本の中にはそんなターシャの生活がにじみ出ている。ターシャのコーギビルの住民たちはクリスマスに向けて大忙し。

そうか!目指し迎えるそ の日があることは幸せなんだね。

どんな目標だって目指してそこへ行くからワクワクする。私達もまずはアドベント・カレンダーを作ってクリス マスを迎えましょう。そして、人生のアドベント・カレンダーを持って目標とするその一日のために準備しましょう。さあ、今年のたくさんの感謝のためのクリ スマスを、 あなたはどんなふうに迎えますか?どんな準備をしますか?誰に何をプレゼントしますか?何に感謝しますか?そして今年頑張ったあなたに、たく さんの幸せが降り注ぎますように・・ 。

絵本紹介

この絵本はコーギビルの住民たちが、クリスマスを祝うための約1ヶ月の毎日を楽しく描かれています。ワクワクして準備する気持ちを一緒に味わいませ んか?

クリスマスプレゼントの本当の意味を見つけたいですね。

また、作者のターシャのライフスタイルは、絵本以外にも出版されています。

ぜひ、ご覧下さい。

コーギビルのいちばん楽しい日

ターシャ・デューダ 絵/文

出版 メディアファクトリー

 

イヌのすべて

私が1歳の時の干支になった。新年は何度迎えても一番こころが新たになる。

昨年、ウーヴルが産声をあげて今年1歳。私も戌年に1歳 だったわけで、これから長い間ウーヴルと共にたくさんの夢を追いかけていきたいと思う。

昨年末、私事だが、父がぎっくり腰になり、年末から我が家の「ジン」の散歩が出来なくなり、その役が私に回ってきた。ジンとは今年6歳になるオスの プードルである。色はグレー。散歩が大好きで、嬉しさあまりに、必ず手(前足?)を前に出し、二足歩行で走る。ジンのカラダが気持ちに比例して、散歩人は グイグイ引っ張られるのである。

この姿は、道行く人を楽しくさせるようだ。なんて、ホント可愛いですヨ。しかし、この時期の一日2回の散歩 はつらい。手は凍る(そのくらいに私は感じる)し、とにかく寒い。寒い寒い寒い。情けない飼い主である。ただ、これだけ毎日行っていると、朝の頭のすっき り感が違うことに気がついた。

ホンの最短コースの私の散歩だが、心を合わせて歩いてくれるジンにふと安らぎを感じるようになってきた。これ は、神様がわたしに与えてくれたラッキーなのかもしれない。

この時間は今私に必要な時間なのかもしれない。そう思うようになってきた。ジン は「短い!」と不満だろうな。ジンよ。週末の夫の散歩に私はお前をたくす。

ジンから見る我が家のご主人格は、父・そして私の順らしい。父は腰を痛めるまで毎日毎日散歩に行き、シャンプーし、よく世話をしているので当然なの だが、友人に言わせると私はどうやらその次らしい。

今までは顔を合わさないことも多々、ほとんど世話もしなければ都合の良い時だけの「いい 子いい子」しかしたことがないのだが・・・ただ、ジンを見初めて我が家に連れてきたのは私だった。

生後2ヶ月の小さな小さなジンは、母が恋 しくて恋しくて毎晩クンクン泣いた。ホンの短い期間、私は一緒に寝ただけなのに・・・忠義にあついジンである。ピトッとついてくるその姿は本当に癒され る。

次男曰く、「本当にジンはお母さんが好きだよね。」刷り込みした私は母鳥なんだネ。そう笑う次男を、どうやらジンは同格に思っているよ うだ。偉そうに甘えたり、せがったりする。本気で次男にけんかを売る。イヌとは思えない。

そうだよね。家族だもの、人間だよね。ジンのよう なひょうきんなイヌの絵本が、なんとたくさんあることか・・・イヌを主人公にした絵本は本当に多い。主役でなくても、絵の中にさりげなくいつも登場できる のが、イヌの人徳ならぬ、イヌ徳。ホントに人間の進歩を何万年と一緒に過ごしただけのことはある。

「猿の惑星」みたいに、「イヌの惑星」な んてあってもちっとも不思議じゃない気がするのは私だけかなぁ~?もっとも「イヌの惑星」は反乱的でなく、穏やかに支えあうような感動物語であって欲し い。今年はこんな平和を祈る年にしよう。そんな平和なイヌ年に「イヌを知る絵本」・・・を紹介します。

イギリスの作家が描いた通り、おしゃ れなイヌが登場します。絵本というより、アニメチックなところがいい。色使い、イヌの表情、一度ぜひご覧下さい。毎回、私がご紹介する絵本は内容の深いも のが多いのだが、今年はお犬様ならぬ「ジン様」と付き合う散歩の時間に、きっと違う何かを見つけるだろうから、そんなリフレッシュ感をお届けしたくてこの 絵本を選びました。

小さな生活の一コマにきっと何かが与えられるから・・見つけ上手な一年にしたい。あなたもご一緒に見つけましょう。    新年おめでとう。今年も こんなコラムですが読んで楽しんでくださる方が一人でも増えますように・・願いを込めて。そして、今年の皆様のたくさんのラッキーを願って・・どうぞ、よ ろしく御願いいたします。

 

「イヌのすべて」

サーラ・ファネッリ作

掛川恭子訳

岩波書店

 

<絵本紹介>

 

たくさんのイヌが出てきます。隅から隅まで見逃せないいろんな味なイヌが、

まるでこどものお絵かきのように描きあげられた楽しい絵本です。

イヌの職業やことわざ、サーラが持つ日本のイヌのイメージには、思わず笑っ

ちゃうこと間違いなし。頭をリフレッシュして新年を楽しみましょう。

 

次回の絵本は

健康を考える絵本です。

こどもたちに一度は命を考えるために見せたい絵本かも・・・

 

ことりをすきになった山

私は「生まれ変わり」を信じている。

生まれ変わるのは、今世で果たさないといけない前世の誓いがあると思っているから。訪れるいろんな"困った"はみんな精算なんだと思ってよいしょっと頑張る。な~んていうとえらく前向き人間のように聞こえるかもしれないが、実はいろんなことがやってくるたび、なんで私なの?・・と嘆いてしまうのだ。

本当はみんなが何かを果たそうとしているのだと考えると、もっと心の広い人生を送れるのかもしれない。

まだまだ修行が足りない。また、この世の縁は「袖触れ合うも他生の縁」の言葉通り他生・・つまり前世から続いている関係だと知ってから、「みんな何かしらの縁で出会っているのね。」と思うとそれも貴重な「一期一会」でありがたいことだと本当に感謝。

でも、何十回と生まれ変わっていく中で、本当に待ち焦がれた縁に何回出会えているのだろうか。

待ち望んでいることをどのくらい見つけられたのだろうか。待ち焦がれて訪れる喜びはまさにこの世に生まれてくるまでの何百年、何千年の時を経てどんな感じで胸を熱くするのだろう。

恋人に一週間会えないだけで苦しくなるような思いなんて小さいんだろうね。「ことりをすきになった山」はまさにこの悠久の時間をわが身を打ち砕くまで待つことで、成就した山と、代々この「山」との約束を守り抜いた「とり」のお話しである。山は不動のものだから当然待つことが活動と言えるのだろう。

この絵本に会ったとき「思いは必ず叶う」、「ここまで願わなければ叶えられない」、「誰かを幸せにする願いが大切」とか本当にいろんなことを考えてしまって、このお話しの奥深さにすっかり魅了されてしまった。

私の一番好きな絵本だ。エリックカールの絵がこの壮大なお話に荒々しさと共にやさしさを表現してくれていてる。これがお話しの意味の深さに重さではなく、温もりや明るさや広がりを感じさせてくれている。

ことりの視点からお話しを読むと、親からこどもへ伝えて行き続けるその揺らがない信念のすばらしさを感じる。私は人として大切なことをちゃんと子供に伝えているだろうか・・私は、何かのために伝承していくべき信念を持ち続けているだろうか・・・。生かされている地球のために、未来のためにちゃんと伝えているのだろうか。

毎回違った思いがこみ上げるこの絵本は、「なんだこのくらい。たいしたことないよな~」と言う気にさせられる。さすが人類学者のお話である。以前「永い年月がもたらす変化のすごさ、ひとつの命にたくされた何かが時間をこえて受け継がれていくすばらしさに魅せられていち人類学者としての夢を描いてみました」と読んだ事がある。読むと、誰かそして何かを待ってみたくなる。「小さいな。わたし・・・」と思ったら読んでみて。二人で生涯を誓い合ったら読んでみて。誰かとけんかをしちゃったら読んでみて欲しい。

おまけに、もう一冊紹介したくなった。ここに紹介する絵本はあまりにも知られすぎていてここで紹介するのは普通すぎかな?っと思っていたが、最近プレゼントしてとても喜んでいただけたことがあって実はちゃんと読んだことがないという人もいるように思ったので、ぜひ読んだことのない方に読んでいただきたくてここで紹介します。

繰り返し生きていく大切な意味をまた違う視点から感じる絵本、それが「百万回生きたねこ」である。人を愛する本当の意味がわかる。不思議なストーリー展開で幾度となく繰り返されるねこの生き方が最後にちゃんと意味あって繰り返されていたのだとわかるとき、胸が熱くなる。

私は、心に生涯を決めたカップルや、結婚のお祝い、好きな人が出来た報告のときタイミングがあえば・・、また初めての出産のお祝いに贈る絵本としてよく選ぶ。最近、今世の課題を見つけ始めているような手ごたえを感じる。

思い込みは人を育てるから、たぶん大丈夫だろう。さて・・あなたは今世の意味を見つけましたか?何を超えたいですか?自分は必要があって生かされてると信じられますか?そして・・感じていますか?大切なことはずっと変わらないってことを・・・

<絵本紹介>

ことりをすきになった山

偕成社

エリック カール(絵)

アリス マクレーラン(著)

 

長い長い間山は一人でことりを待ち続け、ことりは気が遠くなる年月を約束通り訪れます。

ゴツゴツの山が息づくまでのお話しが胸を打ちます。奥の深いお話しをエリック・カールのコラージュが小さなこどもにもわかりやすくしています。今年の終わりのために、ぜひ家族で読んでいただきたいお話しです。

 

百万回生きたねこ

出版社   講談社

作   佐野洋子